脳梗塞発症後、左半身片麻痺後遺症者の日常

新型コロナウイルス感染症、脳卒中、脳梗塞 左片麻痺、リハビリ、おっさんのぼやき多め。


7月8日土曜日


今日は、朝散歩はやめて、昼食を家で取って午前中は、自宅に居ることにした。

昼食をとって、1時前に家を出て、歩いて宮之阪出かけた。近所に田んぼがいっぱいある地帯の田んぼの間にある道を通って歩いていく。

時々、立ち止まって、稲の生育の様子を見ながら、歩いて行った。田植えからだいたい1ヶ月ぐらい経つのに葉色が淡い圃場がある。

一度、水を切って、水を落として、水を戻せば良いのにな。葉色濃くなって分けつがもっと進むのにと勝手に思っていた。

水稲の肥料の営業にいつでも戻れるように田んぼは時々見に行くことにしている。稲の生育は面白いんです。コシヒカリの生育は面白い難しいから面白いんで、福井県を担当していた時にコシヒカリを作った日本で初めて栽培した試験圃場に仕事で行っていた。コシヒカリの生育を理解すると、他の品種もほぼ簡単に理解出来るので。福井県を担当させて頂いたのは良い経験だった。私は、担当して県の事を好きにならないと営業として駄目だと思っている。

今も好きな県だ出来れば済んでみたい県だ。早くサラリーマンをリタイアして身体が普通に動くなら、脱サラして、大口農家のどこかに雇ってもらいたいぐらいだ。

それぐらいのコネクションはある。田舎の様な感じがするかも知れないが、結構快適で、美味しい物がたくさんあって、冬は雪が降ってたいへんな土地だが、魅力のある県だと思う。

3年前は嫌っていうほど毎日他人の田んぼに入っていたのに。

他人の田んぼですが、勝手に眺めながら今日は、いつも通らない道を歩いて宮之阪に行った。

1時間ぐらいかけてほぼ休まず歩いて、すごく汗をかいた。外を普通に歩いてあれだけ汗をかいたのは、久しぶりだった。

杖を突きながらふらふらになって歩いて行く。人間は欲のある動物だなと思った。どうせ歩けるなら、もっと余裕があって前のようなスピードで歩きたいと思ってしまった。以前とは違うのに、違う事をはやく受け入れて諦められたらいいのにと思う。、しかし、もっと良くなりたいという欲が出て来て、

その欲に支配されてしまうのだ、これが生きるということか?生きたいと思う事は欲では無いので、もっと良くなりたいと思っても良いのかな?

今を受け入れないといけないのかなと思う。回復を諦めたらコロナに負けた事になるという勝手な思いがいつもよぎる。

治療が終わってから、疲れていたが、歩いてアパートまで帰りこの日記を書いている。

先生にこの土日はゆっくり休んでくださいと言われた。明日は雨が降りそうなので、どう過ごそうかと考えている。


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