脳梗塞発症後、左半身片麻痺後遺症者の日常

新型コロナウイルス感染症、脳卒中、脳梗塞 左片麻痺、リハビリ、おっさんのぼやき多め。


今日、在宅勤務でデイケアの日だった。デイケアに行くと関西医大の女性の学生さんが実習で来ていた。

私の左腕の可動域を計ったりされた。歩く練習の時に横について、私に色々質問された。彼女にお父さんはいくつ?と聴くと48歳とのことで

私よりより年下やん。と言ってしまった。コロナに罹って、脳梗塞になったと言うとびっくりしていた。多分私の様に頃ので脳梗塞などの血栓症になって助かっている人は少ないと思う。ネットを見ていてもそんな人を見つける事が出来ないので、私は珍しい存在だと思っている。

日本人の死因のベスト10に上がる病気なんで、こうやって回復して、グダグダしょうもない事を書いたり言ったりできる人は少ないと思う。

脳卒中になった人の考え方を話をしてあげると聞いてくれた。彼女が、私が歩いている時に、もう少し大股で歩いてください。左足を踵から降ろしてくださいと助言をくれるのだが、それを理解しているけど、麻痺のある人間は、左足を出そうと思って出しているので、健常者は歩くときに足を出そうとなんか意識しないで出せるので、意識なく出せるのは、長年生きてきた経験で、足の出し方を覚えているからなんで、私のように足の出し方を忘れてしまっている人間は、足を出そうと毎回意識しないと出せないので、足を出すだけでいっぱいいっぱいなので、大股に出す、踵から降りるというのは理解しているなだけど、いわゆるマルチタスク的な動きが出来ないので、と話をしてあげたら、聞いてくれていた。やっぱり当事者と同じ立場になってみないとなかなか理解出来ない事なんだろうと思う。なののこの後遺症のリハビリは難しいんだと思う。どれだけ勉強してとて、患者一人一人状況が違うので、症例が多すぎるのだ。そいういろんな症例の人を見る事が彼ら、彼女らの経験になるのだと思っている。私で良かったら役に立つのならどんどん使って貰っていいと思っている。

今日の1曲は、Edwyn Collinsの「Do It Again」という曲だ。YouTubeを観ていたらお勧めに流れてきた。

前にも書いたが、彼は、今の私にとってヒーローだ。

Edwyn Collins / Do It Again

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